こんにちは、すまいるネット技術部の藤本です。新卒入社2年目になりました!
さて、当社のお客様はもちろんのこと、SEO対策について気になっている方はWebサイトをお持ちのことでしょう。
「長い間、同じデザイン・同じコンテンツでちょっと飽きてきたなぁ……」
そんなとき、リニューアルをしてみようと考えたことはありませんか。
でも、リニューアルって時間がかかるし、外注するなら費用がかかりますよね。なかなか気軽に踏み切るのは難しいと思います……。
そもそもリニューアルって今すぐ必要? 必要と分かれば、すぐにでも重い腰が上がるはず!
そこで今回は、どのようなWebサイトならリニューアルが必要なのか、以下にいくつか例を挙げてみました!
心当たりのある方は、ぜひ一度検討してみてください。
目次
テーブルコーディング
テーブルコーディングとは、<table>から</table>で囲われたタグを使ってページ全体をレイアウトしているものを指します。
確かにこのタグを使うと、閲覧媒体に囚われることなくレイアウトを崩さずに表示することができます。大きなメリットです!
しかし、テーブルタグというのは本来「表」を作成するためのタグであることを忘れてはいけません。
私も学生の頃、不器用ながらWebサイトのコーディングをしていた際に、テーブルタグという素晴らしいタグにたどり着きました……!
あるとき、私の友達にテーブルタグでコーディングした話しをすると鼻で笑われたことがありました。
当時の私には、あの含み笑いを理解することはできませんでしたが、すまいるネットに入社後、このタグの大前提としての意味を理解せず使っていたことにようやく気づきました。
当然、Googleにもそれはバレてしまうでしょう。SEOの観点からも推奨されません。
直接的に順位を下げる要因にはならないかもしれませんが、本来の使用目的を外しているのは明白です。
divタグやcssを使って、リニューアルすることをおすすめします。
サイト全体がフラッシュデザイン
時代の波に乗って我々の前に突如現れた動く絵、それがフラッシュ(Flash)です。
一時期はフラッシュゲームなどが流行し、小中学生だった頃の自分の青春には欠かせませんでした。
トップページを全体的にフラッシュ化して、グラフィカルでインタラクティブ性に優れたWebサイトを作るのが流行りだった時代がありましたが、HTML5の登場により、フラッシュを使わずともフラッシュのような動きを実装できる時代が到来しました。
そして何より、フラッシュはiOSなどの端末から閲覧できず、衰退の一途を辿っています……。
Webサイト内の一部に使うのは良いかもしれませんが、ユーザビリティ(利便性・使いやすさ)の観点から考えても、これからWebサイトを立ち上げるならばフラッシュは利用しない方が無難でしょう。
スマホ対応していない
2015年4月21日から5月上旬にかけて、検索エンジンのルール変更がありました。
スマートフォンからのアクセスに対応したWebサイトの検索順位が優遇されるというものです。
昨今の目まぐるしいスマートフォンの普及により、スマホ対応は無視できなくなりました。
当社としても、上記のルール変更に伴ってスマホ対応はSEO対策として注目しておりますので、導入されていない場合はぜひ検討してみてはいかがでしょうか!
他サイトからコピーした文章を使っている
これは本当に深刻な問題です……!
誘導ページ(ドアウェイページ)の順位が落ちる前にしておきたいSEO対策
以前、こちらの記事でも紹介していましたが、コンテンツが重複していると検索エンジンから目を付けられやすくなります……!
検索結果に表示されたWebサイトすべて、同じ文章が使われていたらどう思うでしょうか。新しい情報を得たいのに、どのWebサイトにアクセスしても同じ文章です。これではもう、ユーザーは利用してくれなくなるでしょう。
それが一部のみならまだしも、オリジナルよりコピーした文章の方がWebサイト内を大きく占めているようであれば、オリジナル文章を作って掲載していきましょう。
ページ表示速度が遅い(画像ばかり使っている)
見たいと思ってアクセスしたページが、ずっと真っ白で表示されない状態が続くと、ユーザーはたった数秒でそのページから別のページへ離脱してしまいます。
では、なぜページの表示速度が遅いのでしょうか……。
Webサイトによって理由は様々ですが、たとえば画像の読み込みで時間を使っている可能性があります。
あなたのWebサイトはどれくらい画像を使用していますか。もしかして、テキストで表示させてもほとんど見た目が変わらないようなものまで画像にしていませんか……?
▲こちらは画像です
SEO対策のすまいるネットです!
▲こちらは文字です
画像を使わなくてもcss等で表現できるものは、積極的にテキストにしましょう♪こういった積み重ねから、ページの表示速度を上げるきっかけになります。
認知度の低いシステム・CMSを使っている
無料で作れると聞いて登録した老舗のホームページ制作サービス……。お手軽にできるし、手間暇いらず!
よし、トップページに新着情報入れよう! ……あれ? 新着情報は入れられないようだ……。
じ、じゃあフッターにもメニューを入れよう! ……あれ? フッターは編集できないようだ……。
と、このように細かい部分の編集に融通が利きません。
やり方を検索しようにも、使っている人が少ないと公式のヘルプ情報以外に詳しい情報を公開している人がいないため、解決策が分かりません……。
無料という響きは素敵です。しかし、サーバーまでも無料で提供されているならば、それなりの覚悟が必要であることを忘れてはいけません! SEO対策もしたいとなれば、尚のこと編集できる場所が多い方が良いですよね。
リニューアルするなら、いっそのこと新しいCMSやシステムに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
当社では、WordPressというCMSを推奨しています。ページを気軽に増やせる上にページ内の隅々まで編集が可能です。
リニューアルは思い切りが大事
Webサイトを1つリニューアルするだけで一苦労だと思います……。ご自身で制作するのも良いですが、外注するというのもひとつの手です。ただし、いずれにしても思い切る気持ちが重要です!
あなたのWebサイトは誰のために存在していますか?
もし、お客様からのお問い合わせを待ち望んでいて、お客様……つまりWebサイトに訪れた人が気持ち良く利用してもらえることを考えた上でリニューアルという手段を選ぶなら、きっと後悔はないと思います。
それでは( ´・ω・`)ノ