1161 すまいるネット 週刊SEOコラム Vol.4
7月7日のGoogleビデオハングアウトにてJohn Mueller氏が、
「一度に10万ページを公開したとしてもSEO上では問題ないですか？」
という質問者に対して、
「たとえ10万ページを一度にリリースすることにSEOの観点からは問題がない」
と答えました。
John Mueller氏の回答の補足として、
「大量のページを一度にリリースする最大の影響は､
Google botが多くのページをクロールしようとすることです。
特にそれがより大きな有名なサイトであれば、
クロールページとそのサイトのページのインデックス作成が大変になります。
おそらくページ所有者のサーバー上でたくさんのページをクロールしようとします。
サーバーがそれに対処する力を持っていれば大丈夫でしょう。
ただし、大量のページを一度にオンラインにしても、
これらのページがすべてすぐに一斉にランク付けされるわけではありません。
検索結果で実際にそれらのページをランク付けするには時間がかかります。」
過去のSEO対策において一度に大量の記事をアップすることは、
スパムになる影響が高いとされてきました。
今回の発言を通じて一度に多くの記事をアップすることに
関して解決ができました。
ただ、一度に大量の記事をアップする際に注意しないといけない点として、
・一度に掲載したページの全てのインデックスが行われるのは時間がかかる。
・自社サーバーが弱い場合、Google botのクロールがうまく回らずインデックスされない。
上記の事を理解した上でアップロードを行いましょう。
大量コンテンツ作成の際に行ってはいけないポイント
・コピーコンテンツの掲載
他のサイトで既に載っている内容を載せたり、他サイトの内容をコピーして
ページ作成を行う事はスパム行為とみなされる可能性が高いです。
オリジナルの記事を掲載するようにしましょう。
・一部分のみを変えて作られた多量のページ作成
サイトのインデックス数を増加させる為に、既にあるページの一部分のみを変更し
量産させる方法です。こちらの手法もスパム行為にあたります。
特に不動産サイトの方、通販サイトを運用の方がデザイン等の要因で
陥りやすいので、お気を付けてください。
大量のコンテンツ作成の際には、スパム行為を招く結果になる可能性も高い為、
Googleの検索エンジンの性質を理解した上でのサイト制作・運営を心掛けていきましょう。
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