すまいるネット 週刊SEOコラム Vol.6
GoogleビデオハングアウトにてJohn Mueller氏が、
Google検索のindexの読み込みについてアドバイスを行い、
「Googleはindexされているコンテンツのみに注目しており、
indexされていないコンテンツは見ていない」
と発言しました。
発言の補足として、次のようにも伝えています。
「サイト内に低品質コンテンツがあるならば、
一番良い方法として品質を改善することだ。
でもページ数が多過ぎるなど対処できなかったりする際は、
一時的に「noindex」を設定し、検索の評価に与えないように
する事は可能なので、時間をかけて低品質コンテンツの
改善や対処をしてほしい。」
noindexとは?
noindexとは、検索エンジンに対して特定のURLをインデックスさせないように
する構文になります。適応されると検索結果に表示されなくなります。
その為、検索結果に表示させたくないページがある時などに使用致します。
近年のGoogle検索エンジンでは、パンダアップデート導入に伴い、
低品質コンテンツに関する順位の影響が強くなってきております。
低品質コンテンツとは?
低品質コンテンツに分類される3つのパターン
1.内容が薄いページ
2.内容が重複しているページ
3.広告だけしか掲載していないページ
上記の3つのパターンの解説を致します。
内容が薄いページの改善方法
Googleのパンダアップデート導入から
検索ロボットがコンテンツを厳しく評価するようになりました。
内容が薄いページとは、ページ内の文章が
200~300文字以下のテキスト量で
作成されているページになります。
最低でも800~1000文字以上の内容のページ作成を
目指して行きましょう。
そして、ただ単純に文字量が多ければ良いという事ではなく、
閲覧ユーザーにもわかりやすい文章にするという事も
非常に大事になります。
上位表示させたいサイト全体のページ数に対して
文字量が極端に少ないサイトの方は、文字量が少ないページに
対して文章を追加し、サイトの充実を図っていきましょう。
質の高いコンテンツ作りの為の参考ページ
内容が重複しているページ
ページ数を増やす事について気に掛けるあまり、
オリジナル文章よりも定型文を活用しすぎて、
この状況に陥るサイトがあります。
Googleの検索ロボットは、同じ内容のコピーコンテンツを
とても嫌いますので、ページボリュームを増やす場合、
内容の重複を気を付けてオリジナル文章を意識して
ページボリュームを増やして行きましょう。
広告だけしか掲載していないページ
アフィリエイトを運営している方に多い問題ですが、
サイトを開いた時にファーストビューで広告が多く掲載されていたり、
ページが表示されてポップアップウィンドウでいきなり動画が流れたりする
サイトなど、記事のメインコンテンツを邪魔するほど、
過剰な量の広告が掲載されているサイトもGoogleは、
順位を下げる評価をしています。
広告表現が多いサイトを運営されている方は、
一度、広告枠の調整及び削除をする事で回避が可能です。
上記の3パターンに内容に当てはまるページを運営している方は、
対象ページを一度「noindex」設定にして、
しっかりサイト改善し、再度Googleに読み込まれるように
していきましょう!
Googleのウェブマスター公式ブログでも
「良質なサイトを作るためのアドバイス」の情報を掲載しております。
サイト改善前に一度、ご確認ください。