すまいるネット 週刊SEOコラム Vol.26
明けましておめでとうございます。
2018年もどうぞよろしくお願い致します。
今回は「Google・Yahooの検索結果に表示される説明文」についてです。
昨年の12月にアメリカのSEOニュースサイト「Search Engine Land」で
話題になったGoogleの検索結果に表示される説明文の文字数が増えていることに関して、
ついに日本でも一部で観測されています。
今回の仕様変更は、Googleとして検索ユーザーが検索キーワードに関連性の高いページを見つけられるようにする為にページ紹介文の情報量を増加させたということです。
実際に何文字ぐらい増えたの?
これまで、Googleの検索結果に表示される説明文は、120文字とされていましたが、
今回の仕様変更で240文字まで増えました!
実際に2018年1月5日時点での「インフルエンザ」の検索結果を見ると
Googleの検索結果の説明文の文字量が240文字に増えております。
これまでの120文字から2倍に増えていますが、
今回の文字の抽出は、Googleが独自のアルゴリズムにより自動的に説明文を
創作しているということが分かっています。
Googleに好かれるために240文字にする必要は?
Googleの検索結果の説明文に表示される箇所で重要な場所は、
「メタディスクリプション」になりますが、果たして120文字から240文字に変更する必要は
あるのでしょうか?
現時点では、無理矢理に240文字に増やしてしまい、文を変更するのに余計なお手間が掛かったり、SEO的にも過剰な240字になるのであればまずは「様子見」が良いと思います。
と言いますのも、Googleの仕様変更に関しては、常に起こる事ですので、
過剰に文字を入力した結果、また仕様変更がおきた際にその都度元に戻したり、微調整を
余儀なくされるからです。
もし、説明文を240文字に増やして行くのであれば、元の文章のバックアップを
とってから変更作業を行う事をオススメいたします。
もしGoogleがまた120字に戻したりしてもいつでも臨機応変に対応できます。
今回何故そのような微調整をしたのか、その他1つ考えられるのは同じ検索結果ページ上に表示されるAdwords広告のクリック率を高めることが理由かもしれません。
従来のように120文字以内だとAdwords広告の紹介文の長さとほとんど変わりませんが、
240文字も書かれていれば広告の紹介文とは違った印象になるはずです。
自然検索のスニペットは読みづらくて、Adwords広告の方は読みやすくて簡潔な文章ならば
広告嫌いの検索ユーザーもクリックする可能性が高まるのではないでしょうか?
Googleは頻繁にそういったテストをしているようなので、その一環の可能性もありますね。
今回の説明文の仕様変更のことに限らず、
今年もGoogleは自由に仕様をイジるはずですが、
すぐにジタバタと追随するのではなく、冷静な判断と対応が重要になってきます。
まとめ
・Google検索結果の説明文が120文字から240文字に変更された。
・Googleの独自のアルゴリズムが適応してくれるので迅速な変更はまだ必要ない。
・メタディスクリプションを120文字から240文字に変更する際には、
文章のバックアップを取っておく。