サイトを作成すると、検索上位に表示されることが重要となります。
アクセスがアップして、世間に広く認知されるからです。
このSEO効果を期待して、様々な手法が適用されますが、不用意な対策はスパム判定とされて逆効果となりますから注意してください。
ここではサイトのインデックス数がSEOに及ぼす効果を見ていきたいと思います。
そもそもインデックス数とは、なんでしょうか。
まずその概要を知ってから、サイトのSEO効果との関係を考えてみましょう。
インデックス数とは、検索エンジンが表示対象ページとしてキャシュ(登録)するURLの数と定義できます。
クローラーが巡回しチェックしたページが検索対象となるため、登録されていないページは検索結果に現れてきません。
そこで気になるのは、この数がSEO上の効果があるかという疑問です。
すなわちインデックス数が多いほど、検索結果の順位が上がるのか否かということです。
数が多いというのは、ページ数が多いことに該当して、つまりはコンテンツが多いことになります。
したがって、サイトとしてはコンテンツが充実していると捉えることもできます。
過去には数が多いほど、検索上位となる期待値が高くなることもありました。
しかし、昨今の検索エンジンは賢くなってきており、単にページ数が多いからといっても安易には評価を高くすることはありません。
つまり、多くのページを所有しているからといって、そのサイトのコンテンツが価値があるとは、単純に判定しないことになります。
むしろ意図的にページ数だけを増やす行為は、コンテンツが充実していることにはならず無駄な作業になりかねませんので注意しましょう。
しかも、ページ数の規模よりも、掲載しているコンテンツの品質を評価しようとします。
したがって、むしろ低品質のコンテンツが多量にあると、ペナルティを課される可能性があります。
そうなると、SEO効果どころかスパムと判断されて、検索順位を落とすことにもなりかねません。
今後はコンテンツの品質を上げることが、結局はサイトの評判を上げることになるといった、当たり前の方向により近づいていると言えます。