サイトを運営する上で検索エンジンから、低評価を受けることは避けなければいけません。
ペナルティを受けると検索圏外に飛ばされたり、低い順位に落とされたりするからです。
低評価となる可能性がある一つの原因に、重複コンテンツがあり、ここではこれとSEO効果の関係について考えてみたいと思います。
重複コンテンツとはサイトに掲載している文章などの内容と全く同じか、ほぼ一致しているコンテンツが別のURLのページとして複数存在している状態を指します。
ウェブサイトでは同一内容のページは、価値のないものと判断され、特にSEO上で不利益を受ける傾向があります。
またコンテンツを同じくする他サイトとの関係においても同様にペナルティが課されます。
すなわち検索エンジンから低評価を受けることで、検索順位が低下します。
つまり同一キーワードでは、複数の同じページは検索結果には表示されないということになります。
検索エンジンはキーワードに関連する様々な情報を表示することを重要視しますので、類似コンテンツを排除するように働くからです。
もし唯一のページであれば得られたはずの被リンク数が、重複コンテンツがあると分散してしまう不具合もあります。
これはSEO的にみると被リンクパワーが現象することで、検索順位にも大いに影響すると考えられます。
たとえばコンテンツの重複が悪意のないものであったとしても、サイトの評価が低下してアクセス減少となる可能性がありますので注意したいところです。
ところで重複コンテンツと判断する基準はどこにあるのでしょうか。
内容がコピペや継ぎ接ぎで構成されて、ほとんどのコンテンツが類似していれば重複と判断されるでしょう。
しかし、引用や表現が類似することもあり具体的な線引きが難しいケースも多くあります。
大規模なサイトを運用すると重複コンテンツは避けて通れない問題でもあります。
しかしその一方で、可能な限り重複しないように記事を書くことを心がけることも重要です。