Google Analyticsの目標設定

こんにちは！

お問い合わせがほしい、商品を買ってほしい、ブログの記事をたくさん読んでほしい、などなど・・・ウェブサイトをお持ちであれば、それぞれ達成したい目標があるかと思います。
Google Analyticsには、そんなサイトの目標の達成率を計測できる「目標設定」という機能があるのですが、ご存知でしょうか？

今回は、この目標設定についてご紹介します。

※Google Analyticsの導入についてはとても便利！アクセス解析ツールGoogle Analyticsの導入方法をご覧ください。

STEP１.「目標タイプ」について

実際に目標設定する際、4つの「目標タイプ」の中から目標に合った項目を選択します。
事前知識として、まずはその4つの「目標タイプ」を把握しておきましょう。

【到達ページ】

ある特定のページへユーザーがアクセスしたら目標達成という設定ができます。

【滞在時間】

ユーザーの滞在時間の目標値を設定することができます。

【ページビュー数】

ページビュー数の目標値を設定することができます。

【イベント】

外部リンクのクリック数や、PDFやそのほかファイルのダウンロード数の目標値を設定することができます。

STEP２.目標を決めよう！

目標タイプを踏まえつつ、まずはサイトの目的を改めてみましょう。

 

例えば、

などなど・・・サイトによって目的は様々かと思います。

現在は名刺代わりで動かしていないサイトでも、目的を明確にしてみるとどのように運営していくか道筋が見えてくるかもしれません。

何事も、まずは目的を明確にすることが大切ですね！

 

次にいよいよ、目的に対して具体的な目標を決めます。
上記で例に出した目的に対し、どの目標タイプに当てはまるか考えつつ目標を決めていきます。

こんな感じでしょうか。

目標が決まったら、次はいよいよGoogle Analyticsで設定を行います。

STEP３.管理画面で目標を設定する

Google Analyticsの管理画面にアクセスし、サイトのビュー画面を開きます。

左のメニュー内の「管理」をクリックし(①)、ビューの項目から「目標」をクリック(②)します。

「＋新しい目標」をクリックすると、目標の設定画面が表示されます。

「カスタム」をチェックし(①)、「続行」をクリックしてください(②)。
※この工程が出ない場合もありますが、問題ありませんので次へ進みましょう！

目標に合わせて名前の入力フォームに目標名を入力し、タイプを選択します。

今回は例として、上記で説明した4つの目標タイプの中の【滞在時間】を設定しながら説明していきます。

目標例：ユーザーがサイトに5分以上滞在

ユーザーが弊社のブログに5分以上滞在することを目標に設定します。

名前は「滞在時間5分以上」(①)、タイプは「滞在時間」にチェックを入れ(②)、「続行」をクリック(③)します。

訪問の滞在時間の項目を5分にセッティングします。

最後に「保存」をクリック(②)で目標設定が完了します。

 

保存をクリックすると、目標の一覧のページに移動します。

目標名右端の「記録中」という項目から目標の測定のオンオフを切り替えることができます。

STEP４.動作確認

目標設定が完了したら、目標が達成されるよう行動し、Google Analytics管理画面「コンバージョン」の「目標」内「概要」から行動が正常にカウントされているか確認しましょう。

※取得されたデータがアナリティクスに反映されるまで時間がかかる場合があるようですので、カウントされていなかったら時間を置いて再度確認してみてください。

 

 

補足：Google Analyticsの滞在時間について

Google Analyticsの滞在時間とは、ユーザーがあるページにアクセスしてから同サイト内の次のページにアクセスするまでの時間のことを指しています。
そのため、最初にアクセスしたページに５分滞在していたとしても、同サイト内の他のページにアクセスすることなく離脱してしまった場合は滞在時間としてカウントされません。

例えば、ユーザーが次のようにサイトを閲覧したとします。

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トップページ

↓　①（１分）

Aページ

↓　②（３分）

Bページ

↓　③（１分）

離脱

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単純計算だと、滞在時間は５分間となります。
ですが、Google Analyticsで滞在時間としてカウントされるのは①と②の合計の４分間ということになります。

「滞在時間」を目標に設定する際は、ユーザーが最後に閲覧するページの滞在時間はカウントされないという点を理解しておきましょう！

まとめ

今回、例として弊社のブログの目標設定を行いながら流れを説明してみましたが、割と簡単に設定できる機能だということがお分かりいただけたかと思います。

まだ目標設定を行っていない方は、サイトの目的や役割を改めて確認し、まずはシンプルな目標を立てて試してみましょう。