サイトを設計した後に、うまく機能するかを分析することがとても大切です。
足りない部分を補足したり、よりアクセスアップするように修正することが、よりよいサイトを設計するSEOにつながると言えます。
そこでサイトを訪問するビジターの様子を知るために、アクセス解析を導入するサイト管理者が多くいます。
これはサイトの出来や問題点を把握する上で、有用な情報を得ることができますので導入を強くお勧めします。
アクセス解析はSEOとして重要なポイントだからです。
なおアクセス解析から分かることには、たくさんの情報がありますが、よく使うのがユーザーの滞在時間と離脱率です。
これは、注目しているページにビジターが何回訪問し、どれくらいの時間滞在していたか、もしくはどれくらいの時間で他のサイトに移動したりサイトを閉じたのかを知ることができる機能です。
滞在率がわかればじっくりとコンテンツを読んでもらえていることが分かりますし、離脱率がわかれば何らかの問題がそのページにあることを把握できます。
これらの情報は、実は検索エンジンも把握しており、サイトの品質を判断する上で重要な情報としています。
ざっくりと言うと滞在時間が長いサイトは品質の良いコンテンツを提供している可能性が高いので高評価に、離脱率がお大きいサイトは低品質のサイトを提供しているサイトと判断するということです。
したがってSEO上も重要な情報であることになり、できるだけ離脱率を減らして滞在時間を減らすようにサイトを改善していくことが重要となります。
ただし、滞在時間が長ければ良いサイトということには、必ずしもならないケースもあり、あくまでも概要を把握する上での指標にとどまる点は留意すべきでしょう。
なお離脱率についてはトップページに関しては大きくなる傾向があるのは、ある程度許容する必要があります。
下位のコンテンツへのリンクがたくさん掲載されているトップページは、滞在時間が短い傾向があるからです。
この場合は、必ずしもサイト品質が低いケースには該当しない場合があるからです。