サイトを検索上位に表示することができれば、アクセスアップが期待できますので、サイト管理者はSEO効果が期待できる主要を自サイトに適用しようとします。
しかし、過渡にやりすぎるとスパムサイトと判定されてしまい、検索圏外に飛ばされるなどのペナルティが課される場合があるので注意が必要です。
そこで、ここではSEO効果が期待できる手法のひとつとして、サイトマップを取り上げて考察してみましょう。
サイトマップとは、サイト内に存在するリンク情報をまとめて表示することで、利用者にどんなリンクがあるのかを知らせることを目的としています。
サイト全体を把握しやすくなり、ユーザーが目的のコンテンツにたどり着きやすくします。
検索エンジンのクローラーがサイト内のリンクを見つけやすくなり、サイト内リンクがインデックスされやすかったり、検索順位がアップする等のSEO効果も期待できる手法です。
つまり、検索エンジンのクローラーがサイト内を巡回しやすくなり、漏れなくページリンクの存在を伝える効果があるということです。
それでは、サイトマップにはHTMLとXMLを使った2種類がありますので、それぞれみていきましょう。
HTMLで作られたサイトマップは、ユーザー自身がサイト内にあるページ構成を把握して、目的のコンテンツを見つけやすくすることを目的とします。
つまり、サイト構成にしたがってカテゴリーごとにリンク情報を表示して、ユーザビリティ(使い勝手)を向上させています。
また、これによって検索エンジンのクローラーからしてみても、見つけていないページを発見する手がかりとなります。
したがって、SEO効果を期待して設置することもありサイト管理者にとっては必須のものと言えます。
XMLで作られたサイトマップは、サイト構成の全ての情報を知らせることが大きな目的です。
クローラーが通常の処理で見つけることができない、もしくは見つけにくいページを明示的に伝える役割を担っています。