サイトを作成したら検索順位を上位にすることが大きな目標の一つになります。
ビジターのアクセスを増やすためにも、検索上位表示が不可欠になるからです。
検索エンジンの高評価を得るためにはSEO対策が必要ですが、これには様々な手法が存在します。
ここでは、SEO対策の一つであるワードサラダの焦点を当てて考察してみましょう。
ワードサラダとはサイトに掲載するテキストをツールを用いる等して、自動で生成するコンテンツのことです。
関連したキーワードをたくさん含み、一見して正しいテキストのように見えますが、意味のない語句の羅列で構成されているのが特徴です。
過去にはたくさんのテキストを生成し、ボリュームのあるサイトを構築でき、SEO効果もあるためワードサラダを主体としたサイト設計を行う業者も存在していました。
しかし、昨今ではワードサラダはブラックハットSEOであると判定され、検索エンジンからペナルティを課されるようになりました。
検索エンジンがアップデートされ品質が上がったことや、サイトポリシーが変更されたためです。
以降ではワードサラダの問題点や今後の対応について、言及したいと思います。
ワードサラダは、日本語の文法としては間違っていないが、文章の意味が通じないのが特徴であり、通常はツールで自動生成されます。
これは、メインサイトの被リンク数を増やして検索上位に挙げるためん、被リンクを供給するサテライトサイトの作成に使われました。
SEO対策としてのサテライトサイトは量産する必要があり、人間が手動でテキストを作成するよりもツールで大量生産できるこの手法がもてはやされた時期があったのです。
この手法は検索順位を挙げるSEO対策として有効だった時期もありますが、現在ではむしろ悪質なSEO対策としてマイナスに評価されますので注意してください。
サイトポリシーやガイドラインにも、やってはいけない手法として明記されていますので、今後のサイト設計をする管理者は厳に慎むべきでしょう。