サイトのSEO対策の一つに「頻繁にサイトを更新すること」といった更新頻度が重要であるかのようにノウハウが囁かれていますが、これは本当でしょうか。
ここでサイトの更新性について、その真偽のほどを考察してみたいと思います。
正確に言及するとここで言う更新とは、テキストの一部を意味もなく更新してページの日付が最新になるような作業ではありません。
内容の伴わない更新作業は、SEOが対策としてはほとんど意味がありません。
さらに言えば、ページの日付だけを更新するような作業もまた同様であり、むしろスパム行為としてペナルティが課されてします可能性があります。
SEO対策の効果を有効に発揮するためには、役立つ記事を追加もしくは編集することが重要であり、いわゆるコンテンツSEOと呼ばれることに相当します。
その結果、その都度サイトが更新されることにない、更新性がSEO効果に有効であると主張されるといった具合です。
したがって、ページの日付が新しければ、評価が高まるというのは間違いであり、むしろユーザーに役立つ情報を掲載し続ける姿勢が評価されているということになります。
上記のことをふまえサイトに求められる事項を考察すると、コンテンツを更新するか否かは、ユーザーが求めている内容次第と言えます。
より詳しい情報が欲しいといったニーズがあればコンテンツを追加すべきと考えますので、当然、必要な情報ならば毎日更新したほうがアクセスは集まります。
さらにすでに掲載した情報が経年によって古くなってしまった場合は、ユーザーに役立つように最新の情報を差し替えることも必要になるでしょう。
ここでもサイトの更新性とSEO対策の関係が明確になっており、結局はユーザーが役立つ、もしくは欲しいと感じる情報がタイムリーに提供されているか否かが重要ということになります。
したがって、闇雲にサイトにコンテンツを追加しても質の低い情報が増え続けるだけとなり、検索エンジンの高評価を得るのは難しいといった結論になります。