すまいるネット 週刊SEOコラム Vol.10
7月21日にGoogleの公式ブログに
「Chrome の HTTP 接続におけるセキュリティ強化に向けて」
というタイトルで発信され、テキストをフォーム送信する要素を持つサイト
に対してSearch Consoleを通じて警告メールを発信しました。
今年の10月にリリース予定のChrome(バージョン62)から非HTTPSページのフォームに
アクセスしたときに「保護されていません」と警告がでるようになります。
是非、ご自身のSearch Consoleのメッセージを確認して下さい。
以前からGoogleでは、サイト運営者に対してSSL/TLS化について情報を発信しておりました。
今回は、Google Chromeの利用における仕様変更になりますので、
アルゴリズムの順位変動では御座いません。
ただし、現在の日本のブラウザ利用シェアでは、Chromeが大きな市場を持っています。
Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share
Chromeブラウザのみなので、思い切って無視するという事も出来ますが、
Googleでは「長期的には、HTTP で配信されるすべてのページを「保護されていません」と
明示することを計画しており、この新しい警告はその一環です。」と伝えておりますので、
今後を踏まえてもHTTPS移行は、ネット販売をする上で避けては通れないと思います。
HTTPS移行への対処方法
まだ非HTTPSのサイトを運営の場合、
現在利用しているサーバー会社に確認し、
SSLが導入できるか確認を取ってください。
そもそもSSLが出来ないサーバーやSSL設定が高額な場合、
現在では、サーバー会社によってSSL導入が無料から有料まで、
ありますので、この機会に新しい会社へサーバー移行を行っても良いと思います。
サイトを閲覧しているユーザーが「保護されていません」と
表示されることに関して不安感にかられて、ページ閲覧回数や滞在時間や
売り上げに影響がでる恐れがあります。
Search Consoleから警告が表示されているサイトの運営者の方は、
速やかにHTTPSへの移行をお勧め致します。