目次
すまいるネット 週刊SEOコラム Vol.20
最近、弊社のお客様からのお問い合わせで、
「新しいHPを新規ドメインで作ったんだけど、古いHPの順位が上がっていたから、新しいHPに切り替えた時に順位が落ちるのは避けたいけどどうすればいいの?」
このようなご質問を多くいただいておりましたので、
今回は、その際の設定、「リダイレクト設定」についてご紹介します。
まず、リダイレクト設定とは??
現在「SEO対策 渋谷」で1位に上位表示されているWEBサイト
「smilenet.com」が仮にあったとして、
新規ドメインで新しくリニューアルしたHP「smilenet.co.jp」に
サイトを移転をすることになったときに旧サイト「smilenet.com」の
Googleの順位、受けていた評価、を「smilenet.co.jp」にそのまま継承できるように
するための設定です。
その際のリダイレクト設定で「301リダイレクト」という方法があります。
301リダイレクトの利用方法
301リダイレクトの特徴としては、
サイトを移転させた時に恒久的な転送をする際に利用されます。
例えば、サイトのURLが変わったや他のサイトと統合する事が決まった際に利用し、
301リダイレクト設定することによりGoogle検索にこれから新しいサイトに
移転したことを訴えることが出来ます。
古いURLでHPを閲覧しても、0秒で新しいURLに切り替わります!
詳しい内容、技術的手法は書いておりませんが、先ずは
サイト移転時には、301リダイレクト設定をする!
と覚えておいていただくだけでも問題ありません。
その他のリダイレクト方法の紹介
その他に、一時的なサイトの引っ越しなどの際に使う際には302リダイレクトや
指定したページに指定した秒数で移動するmeta refreshなどがあります。
SEO対策で、meta refreshは、移行前のサイトのSEO効果を引き継げないため、
Googleでは推奨されておりませんので、注意が必要です。
今回はSEO的な要素が引き継げる301リダイレクトのみに触れさせていただきました。
サーバー各社のリダイレクト設定情報
世間一般でよく使われている格安サーバ会社様のリダイレクト方法のページです。
ご利用しているサーバー会社によって設定マニュアルも掲載されておりますので、
一度確認してみる事をお勧めします。
301,302リダイレクト設定とSEO対策の関係
GoogleのSearch Console ヘルプ画面でもサイト移転の際は
301リダイレクトを推奨しています。
リダイレクト設定が浸透すると過去のSEO対策の恩恵が継承されるようになります。
その際、例えばGoogleペナルティを受けた時にリダイレクトを使って新しいドメイン評価を
得ようと思ってもドメインへの影響は良くなるどころかペナルティの影響を引き継ぎます。
サイト移転の際に特に注意しないといけない事
最近、レスポンシブデザインに変更し、その際にサイトリニューアルを
行う方も増えてきましたが、サイトをリニューアルした際に気を付けなければ
ならない点をお伝えいたします。
※サイト移転時の注意点※
・リニューアルの際、過去のSEO効果を引き継ぐなら301リダイレクトに設定する。
・一時的なサイトの移動などがあった場合は、302リダイレクトを利用する。
・meta refreshでは、移転前のSEO対策効果を引き継ぐことが出来ない